治具 自作

丸ノコテーブル用スライド治具を自作しました。

丸ノコテーブル用のスライド治具を自作しました。

今回は横幅が長い物を作りました。簡単に作れますので参考にしてください。

製作しているところを動画にまとめました。

スライド治具の主な材料

  • 合板:12mm厚

  • ヒノキ棒:15mm幅

スライド治具の作り方

1.底板の製作

幅の広い材料だったので丸ノコでカットしました。

この丸ノコはコードレスで集塵出来るので使いやすいです。

スライド用のガイドを切り出します。ヒノキ材で15mm幅の市販品です。

丸ノコテーブルのスライドレールは内幅が15mmのアルミチャンネルを使っています。

このアルミチャンネルにヒノキ材が収まります。

アルミチャンネルの上にナットを置いて嵩上げします。

ヒノキ材の上面にボンドを塗って丸ノコテーブルにセットします。上から底板を載せて接着します。

底板に直角にヒノキ材が取り付くように慎重にセットする必要があります。

下穴を加工した後、面取りします。これによって皿ビスの頭を隠すことが出来ます。

 

ビスで裏側のヒノキ材が取れないように固定します。

底板の隅をR加工します。ジグソーでおおまかにカットします。

底板は大きいので細かい研磨はベルトサンダーを使いました。

トリマーで底板の外周をR加工します。表面はランダムサンダーで研磨します。

2.背当て板の製作

幅60mmで長板を2本切り出します。

2枚の長板を貼り合わせます。

ディスクサンダーで隅をR加工します。

手で触る箇所をトリマーでR加工します。表面をランダムサンダーで研磨します。

背当ての板は2枚を貼り合わせることで反りを無くしました。

背当て板を底板に接着します。

背当て板の取付位置は慎重に決めます。底板に対して平行に取り付けます。

3.補強材の製作

背当て板の後ろに補強材を取り付けることにしました。バンドソーで加工します。

バンドソーでブレードが入る溝を加工します。

合板に4mmの穴加工をします。その穴にアルミ棒を取り付けます。

バンドソー用円形カット用冶具の穴に取り付けたアルミ棒を挿しこんでセットします。

アルミ棒を中心に合板を回転させて円形にカットします。

アルミ棒を中心に回転させてベルトサンダーで円形の外周を研磨します。

2枚の円形合板を貼り合わせます。

丸ノコテーブルで4等分にカットします。

補強材を背当て板の後ろに接着します。

スライド治具を丸ノコテーブル載せて底板に切れ目を入れます。

裏側のヒノキ材にドライファストルブを吹きかけると滑りが良くなります。

以上でスライド治具の完成となります。

完成後の感想

今回はスライド治具を製作しました。小さい治具は既にあるのですが、

今後作る物で長さがある治具が必要になるので製作しました。

非常に簡単な構造なのですが、背当て板や裏側のレールなどは精度よく配置しないと治具として使えないです。

丸ノコテーブルを使う時にとても便利な治具ですので是非作ってみてください。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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