自作 自作工具

【高さ測定】ハイトゲージを自作しました。【測定器具】

ハイトゲージを自作しました。

丸ノコテーブルのチップソーやトリマーのビットの高さの測定に使っています。

製作しているところを動画にまとめました。

ハイトゲージの主な材料

  • ヒノキ材:10mm厚(支柱部分)
  • 合板:12mm厚(土台部分)
  • MDF材:6mm厚(土台部分)
  • 透明プラバン:1.7mm厚
  • ステンレス定規:(100均ダイソー)

  • アルミ平角棒:2mm厚

ハイトゲージの作り方

1.支柱の製作

ハイトゲージの支柱を加工します。丸ノコテーブルで必要な長さにカットします。

材料は100均のヒノキ材を使います。

トリマーテーブルで中心部分に浅い溝を加工します。

3回に分けて溝加工しました。この溝に後々ステンレス定規を取り付けます。

2.土台の製作

土台に使う材料を切り出しました。重ね合わせて接着します。

土台に支柱を取り付ける溝を丸ノコテーブルで加工します。

ディスクサンダーで四隅をR加工します。

トリマーテーブルでR加工します。

3.スライドベースの製作

ベニヤ板を重ね合わせて接着します。組み合わせた厚さが支柱の厚さより少し厚くなるようにしています。

サイコロ状にカットして、スライドベースに接着します。

支柱を仮置きして両側に接着します。支柱がスライドするように極僅か隙間を設けています。

この時点で土台に支柱を接着します。

目盛りゲージを製作します。

プラバンを切り出して、中心にケガキ線を入れます。プラバンカッターを使いました。

ケガキ線を赤色の油性マジックでなぞります。余分な箇所をシンナーで取り除きます。

目盛りゲージをスライドベースに接着します。赤色の線を内側にしています。

ジグソーテーブルでアルミ平角棒を切断します。ジグソーの刃は金属用を使いました。

切り出したアルミ平角棒をスライドベースの底面に接着します。

目盛りゲージ(透明プラバン)はネジ止めしました。R加工を行いました。

スライドベースの裏側に穴加工します。最初に4mm穴、次に6mm穴を加工します。

6mmの穴に4mm用の鬼目ナットを取り付けます。

スライドベースを固定するネジを作ります。8mmの丸棒の中心に穴をあけます。

ドライファストルブ吹きかけてタップ加工します。

4mmのネジを接着して完成です。スライドベースの裏側に取り付けます。

ステンレス定規を両面テープで支柱の溝に取り付けます。

スライドベースが0の位置の状態です。目盛りゲージの赤い線が定規の0の位置に来ています。

定規の面と支柱の外側の面がなるべく均一になるように作りました。

目盛りゲージの赤色の線を内側にしているので、読み取る時にズレがないです。

4.塗装仕上げ

ワコトオイルで全体を塗装して完成となります。

ハイトゲージの使い方

写真は丸ノコテーブルのチップソーの上にスライドベースを載せた状態です。

スライドベースは上に押し上がって、目盛りゲージの赤色の線は40mmの位置を示しています。

チップソーの高さは40mmということになります。

後ろから見た写真です。スライドベースの裏側のネジを回してスライドベースを固定することが出来ます。

完成後の感想

今回ハイトゲージを製作したのですが、今まで無い時はノギスで測定していました。

私のトリマーテーブルには大きいビット用の穴があいているので特にノギスでは測りにくい状態でした。

今はこれを使って楽に計測することが出来ています。

ハイトゲージやデプスゲージはデジタル式の物が売っているのでそれを使うのもありだと感じました。

工具の高さを計測することは度々ありますのでハイトゲージがあるととても便利です。

端材などで簡単に作れますのでどうでしょうか?少しでも参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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