part2からの続きになります。
3本目の動画はホイール塗装、ホイールバランス調整、試運転、ブレードガイド製作までの内容になります。
目次
自作バンドソーの主な材料(part3)
- 液体ゴム:ホイール部塗装用
- 鉛シール:1.0mm
- ブレード:Timber Wolfブレード (TW72-3)
- 角棒樹脂:10×12(ブレードガイド部)
- ベアリング:606HZZ、内径6mm、外径17mm(ブレードガイド部)
- アルミフラットバー:2.0×15mm(ブレードガイド部)
自作バンドソーの製作(part3)
1.ホイールの塗装
ホイールの側面を液体ゴムの塗料で塗りました。
最初はグレーに近い色ですが、乾くと黒い色になります。
2.ホイールのバランス調整
ホイールのバランス調整をします。
釣り具屋に売っている鉛シールを貼って調整しました。
3.試運転
ブレードをセットします。ブレードはTimber Wolfのブレードを使いました。
切れ味が良いと何処かのサイトに書いてあったので使ってみました。
72インチ=1828mmあります。実際、満足のいく切れ味でした。
トラッキング用のボルトを回してトラッキング調整をします。昇降ユニットを裏側に向かって引き込みます。
昇降ユニットの隙間が無くなっているのが分かるでしょうか?
実際にホイールを回してブレードが外れない事を確認しました。
ここで失敗するとこれまでの作業が全部無駄になります。幸いにもうまく行きました。
この瞬間が凄く嬉しかったです。後は残りのパーツを作っていくだけです。
4.ブレードガイドの製作(下段側)
下段側のブレードガイドは30□の角材を使いました。
4mmの長穴を加工してブレードの位置に対して微調整出来る様にしました。
樹脂製の角材を使ってブレードを挟み込むことにしました。
この構造がシンプルで簡単そうでした。樹脂にも長穴を加工します。
樹脂製の角材は素材が柔らかいので、竹用ドリルでも加工出来ました。
角材の断面にM4用の鬼目ナットを取り付けて樹脂製の角材を付けます。
上側にはベアリングを付けます。これはM6のネジで取り付けます。
本体の切り欠き部分に下段のガイドを取り付けます。
本体側に鬼目ナットを取り付けてトラスネジで固定します。
途中で樹脂製の角材の長さを調整しました。
ブレードとガイドの位置関係は写真の様になります。
5.ブレードガイドの製作(上段側)
上側のガイドは100均の10mm厚の木材を組み合わせて作りました。
これも長穴加工して前後にガイドが調整出来る様に作りました。
ベアリング部分の構造は下段側と全く同じです。ガイドのシャフト部分は自動カンナで厚さを調整しました。
ガイドシャフトの接着が終わったら、アルミフラットバーを側面に取り付けました。
本体の天端にカバーを取り付けました。そのカバーの側面と本体に鬼目ナットを取り付けました。
いつでもブレードガイドが外せるようにするためです。
ブレードガイドを外すと切断時は少し不安定になりますが、切断高さを稼ぐことが出来ます。
その場合の切断最大高さは約215mmになります。
ブレードガイドのカバーに10mm用の鬼目ナットを取り付けました。
本体にカバーを取り付けた所です。上面の四角い穴からガイドシャフトを先に通します。
ガイドシャフトを上から通してベアリングが付いた部品を取り付けると、上段側のブレードガイドが完成となります。
ブレードガイドを一番上に上げたとき、切断最大高さは約170mmになります。
以上がpart3の動画の内容になります。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。少しでも参考になれば幸いです。
part4はテーブルベース、テーブル部品、テーブル、ガイドユニットカバーの製作までの内容になります。
しばらくしたら更新しますので、宜しくお願いします。