円形の紙コースターを入手しました。
とても薄い紙でしたので合板で補強して使うことにしました。
材料は合板です。
製作しているところを動画にまとめました。
目次
製作に必要な道具
円形コースターの製作
1.部材製作及び組立加工
材料は12mm厚の合板を使います。コンパスで製作したい円形を書きます。
円形の中心に4mmの穴を加工します。貫通はさせません。
加工した4mmの穴を中心にサークルカット冶具で円形加工します。
今回直径は98mmで加工しました。
サークルカット冶具はユーチューブの動画を参考にしたものです。
カット後の不要な出っ張りをやすりで削ります。
切り出した円形の合板は押さえが利かないので両面テープで作業台に固定します。
後で取り付ける紙コースターは直径が90mmですので、同じ直径の円形の溝を
最初に加工します。コースターの淵の幅は(98-90)÷2=4mmになります。
溝の内側をトリマーでくり抜きます。深さは4mmです。
淵の内側や外側をやすりで研磨します。
ベルトサンダーの作業台には4mmのアルミ棒が付けられるようになっています。
円形のワークの加工時に出来た穴にアルミ棒を差し込んでワークを回転させながら研磨します。
作業台はベルトサンダーに対して平行に前後に動くようになっています。
円形のワークは中心がズレると研磨出来ないので写真の様にクランプで固定します。
ランダムサンダーで裏側を研磨します。
塗装は木工用みつろうクリームを使いました。
評判通り使い勝手がいいです。
木工用ボンドで紙コースターを接着したら完成です。
2.完成後の感想
今回使った円形のコースターは直径90mmです。円形はこれが標準的な大きさのようです。
多少の工夫は必要ですが、比較的簡単に作る事が出来ます。
コースターに限らず円形加工は他にも使える要素が多いので参考にしてみてください。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。