自作 自作工具

10インチ自作バンドソーを紹介します。(part1)

10インチバンドソーを製作しました。

1年前から準備して製作期間は3ヶ月ぐらいです。

動画はなるべくカットせずに編集しますので4本に分割する予定です。

1本目の動画は本体、ベース製作、モーター取付までの内容になります。

自作バンドソーの主な材料(part1)

  • 合板:12mm(本体部)
  • パイン集成材:18mm(ベース部)
  • 長ボルト:M12(主軸)
  • 板付きナット:M12(主軸)

  • ベアリングユニット:12mm用(角フランジ形ユニット無給油式)

  • 鬼目ナット:M10用
  • Vベルト:25インチA形

製作に必要な道具

自作バンドソーの製作(part1)

1.本体の製作

本体は合板を4枚貼り合わせて作ります。

主に丸のこテーブルジグソーを使って各合板を成形します。

木工用ボンドを使って4枚の合板を貼り合わせます。

昇降ユニットが入る部分の切り欠きなどは事前に研磨しておきます。

合板の貼り合わせは強固にする必要があります。

周りはクランプで固定し、中央部は重い物を載せて対応しました。

ベアリングユニットを付ける穴を加工します。

ドリルスタンドのフトコロに余裕がないのでドリル部分を後ろ側に配置して作業しました。

四隅の穴径は12mm、主軸部分の穴径は余裕をみて14mmで加工します。

ベアリングユニットは両側に取り付けます。

左右のズレが出ないようにシャフトを通したままボルトで固定します。

このベアリングユニットはモノタロウで購入しました。

この商品は安価ですが出荷時点で軸の芯が出ていませんので、自分で叩いて調整する必要があります。

2.主軸部分の製作

プーリーの中心に穴を加工します。このプーリーはA形のVベルト用です。

プーリーの製作記事を過去に書いていますので参考にしてください。

ディスクグラインダーで必要な長さにボルトを切断し、板付きナットを取り付けます。

取り付けはボルトを追加してダブルナットで固定します。

3.本体補強部の製作

バンドソーの本体の形状はくびれた形なので補強しました。

100mm程度の幅の合板を5枚重ね合わせて補強部品を作りました。

本体の細い部分を補強する為に補強部品を接着します。

これでねじれが軽減されると思います。

4.ベース部分の製作

木製のパレットの様な形状にしてモーターマウントがスライド出来るようにしました。

細い木材を接着して補強材を5組作りました。

モーターマウントになります。この上にモーターベースが取り付きます。

最終的にはVベルトが張った位置でモーターマウントを固定しますので、滑り止め用に紙やすりを貼ります。

モーターマウント側に鬼目ナットを取り付けます。モーターベース取り付け用です。

ベースを底面から見ている状態です。モーターマウントとベースの仮合わせをしています。

ベースに本体を取り付けます。L型の金具を使いました。

L型の金具だけでは強度が足りないのでベースの裏側からもコーススレッドで固定します。

更に底面に平板を取り付けた状態です。右側にモーターマウントと残りのベース部品が取り付きます。

モーターマウントとベース部品の隙間をトランプを挟んで調整します。

位置決めしたところで残りのベース部品をビス止めします。

移動用のキャスターをベースの側面に2箇所取り付けます。

モーターベースを作ります。M10用の鬼目ナットを4箇所取り付けます。

両側の2箇所の穴でモーターマウントに固定します。

モーターベースとモーターの間にゴムワッシャーを挟みました。振動防止用です。

モーターベースに単層誘導モーターを取り付けます。

ベースの間にモーターマウントを滑り込ませます。モーターベースとモーターマウントを木製ノブで仮固定します。

木製ノブの製作記事を過去に書いていますので参考にしてください。

A形Vベルトをプーリーとモーターに掛けます。

モーターを後側(写真では右側)にスライドさせてVベルトを張りながら、モーターマウントを木製ノブで固定します。

ここでモーターマウントに貼り付けた紙やすりが滑り止めになります。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。少しでも参考になれば幸いです。

part2はホイール製作、スイッチBOX製作、昇降ユニット製作までの内容になります。

しばらくしたら更新しますので、宜しくお願いします。

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