トリマー用のテンプレート治具を製作しました。
これは私のアイデアではありません。ユーチューブの動画を見て作りました。材料が違うだけでほとんど同じです。
四角形の溝を簡単に加工することが出来ます。
製作しているところを動画にまとめました。
目次
トリマー用テンプレート治具に必要な主な材料
- プラスチックカーテンレール
- フリーポイント金具
- スピードナット:M5用
- 蝶ナット:M5用
- 小ネジ:M5用
- MDF材:6mm
プラスチックカーテンレールです。
動画内で使われている金具がどういう物か聞いたのですが回答を得られず、代わりになりそうなのが
ホームセンターにあったプラスチックカーテンレールです。1本400円位でした。2本使います。
フリーポイント金具です。
八幡ねじのミニ金具 HK-7と形が似ています。これもホームセンターにありました。
固定用のナットはスピードナットという商品を使いました。
カーテンレールの中に入って中で丁度回転しませんので取り付けが楽です。
製作に必要な道具
トリマー用テンプレート治具の製作
ダイソーのMDF材を丸のこテーブルでカットします。
大きさは400mm×100mmです。4枚必要です。
カーテンレールをばらします。その後半分に切断して4本にします。
カーテンレールの裏に両面テープを貼ってMDF材に貼り付けます。
この後、トリマーで不要な部分を切り落としますので、その分少し余る位置に付けるのがコツです。
トリマーで不要な部分を切り落とします。
私は普段よく使う6mmのビット用として作っています。
手前のMDF材が相手側のMDF材と合うところまでカーテンレールを切断して調整します。
フリーポイント金具にスピードナットを取り付けます。
それぞれ2箇所取り付けます。表からと裏から見たところです。
カーテンレールに先程のフリーポイント金具を固定します。これと同じものを4個作ります。
テンプレート同士を固定する時は蝶ナットを使いました。カーテンレールの内側はスピードナットです。
4つのテンプレート同士を全て連結して完成です。
トリマー用テンプレート治具の使い方
今作っているバンドソーのテーブルで実際に試してみました。
50mm角のアクリル板です。このアクリル板がテーブルに収まるように加工します。
テーブルの中心に両面テープで貼り付けます。
アクリル板にテンプレートを合わせます。
蝶ナットで固定して、テンプレートもクランプで固定します。
アクリル板は当然外します。
6mmのビットが付いたトリマーです。内回りですので時計回りで加工します。
中央部分も削って完成です。
6mmのビットを使っていますので、四隅は6mmの直径のRになっています。
綺麗に加工することが出来ました。
完成後の感想
この手のトリマーテンプレートの動画は色々見たのですが、ねじ止めで固定するタイプの動画が多く、テンプレート本体の溝加工など大変そうでした。
ひと目見てこのテンプレートが一番簡単に作れて、使いやすそうに感じました。
この発想は凄いと思います。見たらなるほどと思うのですが到底思いつきません。
こういう物を最初に作れるようになれたらと思います。
材料は上に載せていますので興味がある方は作ってみてください。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。