以前製作した長机用にフットレストを製作しました。
今までは机の補強材の上に足を載せて作業していました。これで少し楽になりました。
製作しているところを動画にまとめました。
目次
フットレストの主な材料
- 合板:12mm
- ヒノキ角材:10mm×3mm
- 吸着マット:100均(セリア)
- スポンジクッション
フットレストの作り方
1.材料の切り出し
フットレストの材料は12mmの合板を使いました。
各部品を丸のこテーブルを使って切り出します。
側板部分の材料を切り出します。
左右対称の形を作るのでカットする前に両面テープで重ね合わせます。
天板の面を今回は20度に傾けることにしました。
なので丸ノコテーブル用角度切断用治具で側板を20度にカットします。
電子角度計の目盛りは90-20=70度にセットします。
材料をセットして丸ノコテーブルでカットします。
20度にカット出来ました。
天板を支える背板に両面テープで側板を仮固定します。
スライド治具にセットして丸ノコテーブルでカットします。
これで天板に取り付く部分が70度にカットされました。
ヒノキの角材を必要な寸法に切り出します。全ての材料が切り揃いました。
2.組み立て
最初に天板の外周にヒノキ角材を貼り付けます。
これは吸着マットのズレ防止用に取り付けています。
クランプで強固に固定します。
ディスクサンダーで天板の四隅をR加工します。
トリマーテーブルで各部品をR加工します。
合板のR加工はボーズ面(コロ付き)1分の物を使っています。
ベルトサンダーで天板の側面を研磨します。
底板に側板と背板を接着します。
側板をカットした時に出た端材を利用してクランプで固定します。
底板の裏側からビス止めします。
使ったビスは以前にも紹介したミニビスです。
下穴が不要で使いやすく、合板が割れたりしません。
ミニデルタサンダーで研磨します。
このミニデルタサンダーは組み立て後も隅の方を研磨しやすいです。
天板を接着します。
この部分はビス止めしませんでした。
側板を取り付けた時と同じように、端材を使ってクランプで固定します。
3.塗装と仕上げ
ワトコオイルで塗装します。
底板には滑り止め用にスポンジクッションを貼り付けました。
最後に100均の吸着マットを天板に貼り付けて完成です。
まとめ
写真はフットレストを長机の下にセットした状態です。
長机の補強材を交わしてセット出来るように設計しました。
今回は非常に簡単な物で申し訳ないのですが、このようなものを作る人の参考に少しでもなればと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。