家具 自作

【簡単DIY】長机の作り方を紹介します。

長机をSPF材を使って自作しました。

今はプラモデル作業用の机として使っています。

製作しているところを動画にまとめました。

長机の主な材料

  • パイン集成材:1810mm×400mm×19mm(天板)
  • ツーバイ材(2×2):38mm×38mm(脚)
  • ワンバイ材(1×2):19mm×38mm(脚補強)
  • ワンバイ材(1×4):19mm×89mm(天板補強・引き出し前板)
  • MDF材:6.0mm(引き出し)
  • 合板:12mm(底板)

  • 引き出し用つまみ:セリア製

  • 座付アジャスター

長机の作り方

1.引き出しの製作

丸のこテーブルで引き出し前面の部品を切断します。

引き出し本体はダイソー製のMDF材を使いました。

引き出しの材料を切り出しました。

木工用ボンドで箱組みしていきます。

箱組みの後、コードレス釘打機で補強し研磨します。

トリマーテーブルで前板をR加工します。

前板をランダムサンダーで研磨して引き出し用つまみの取付穴を加工します。

MDF材で箱組みした部品に前板を接着します。

引き出し用つまみを取り付けてクランプで固定します。

引き出しの内側からビス止めして補強します。

同じサイズで3つ引き出しを製作しました。

2.天板・背板の加工

天板の長手方向を切断します。天板のサイズは1700mm×400mmにしました。

背板(天板補強)を取り付ける位置に角材を固定します。

背板に6mmの穴加工し、ダボ用マーキングポンチを差し込みます。

固定した角材をガイドにして背板を天板に押し付けます。

天板に穴加工する中心の跡が付きますので、穴加工します。

背板にダボを打ち込んで天板と接合します。

天板に背板が取り付いた状態です。

3.仕切り板の取付

仕切り板は後々底板用に取り付ける合板の厚み分小さくカットします。

背板と同様にダボ用の穴を加工します。

仕切り板と引き出しのクリアランスはトランプを利用します。使ったトランプの厚みは約0.25mmです。

2枚重ねて仕切り板と引き出しの間に挟んで位置決めを行います。

仕切り板にダボを打ち込んで天板と接合します。

仕切り板は引き出しが3つありますので合計4枚必要ですが中央部の2枚だけ先に取り付けます。

残りの外側の2枚は脚の取付が終わった後に取り付けます。

目隠し用の8mmの穴を加工して仕切り板と背板をビス止めします。

8mmの丸棒を接着してカットしてビス頭を隠します。

4.側板・前板の取付

側板も同じようにビス止めしてビス頭を隠しました。

前板は引き出しとのクリアランスを考慮して長さを決めました。

5.脚・補強の加工

脚と補強を必要な長さに切断します。

脚と補強の材料を切り出しました。

今回は脚に調整用のアジャスターを取り付けます。

座付アジャスタープラパートという商品です。ホームセンターで購入しました。

作業台のクランプに固定して脚の底に穴加工します。

2回に分けて穴加工を行いこの様な形状にしました。

座金をビス止めしてボルトを取り付けます。

ボルトの頭には樹脂が付いていて傷の防止が出来るようになっています。

補強材の側面にダボ穴を加工します。加工にはダボ継ぎ用治具を使っています。

動画にもしていますので参考にしてください。

これも仕切り板と同様にダボ用マーキングポンチで脚側に印を付けて穴加工します。

脚と補強材を接合しました。

補強材の逆側にもダボ加工して別の脚と接合します。

これで脚と補強材の加工は完了です。

6.脚の取付

脚の取付はL型金具を使いました。1本の脚に4本使います。

側板・前板との関係は写真のようになります。

側板や前板にビス止めして取り付けます。

天板にもビス止めします。4点で固定してますのでしっかり固定されます。

また外側からL型金具は見えません。

残りの外側の仕切り板を取り付けます。

仕切り板の取付を後にしたのは脚のビス止め作業をやりやすくするためです。

仕切り板をダボ継ぎで天板と接合して前面板をビス止めします。

7.底板の取付

引き出し下の底板は合板を使いました。トリマーでR加工して研磨します。

仕切り板の上に載せてビス止めします。

8.天板の加工2

天板の四隅はR加工しました。

コード類を通す溝をドリルとジグソーで加工します。合計3箇所加工しました。

 

トリマーでR加工し、研磨します。

9.塗装と設置

ワトコオイルで全体を塗装していきます。

最後にブライワックスで仕上げました。

今回設置する場所は畳の部屋です。畳をまたごす形で長机を設置します。

最初から平面が出ていない場所には脚に取り付けた高さ調整用のアジャスターが効果を発揮します。

引き出しは同じサイズにしたので後から入れ替えが可能です。

完成後の感想

完成後はプラモデルの作業机として使っています。

長手方向が1700mmあるので使っていくうちに反ってしまわないか心配でしたが、

今のところ補強の効果もあってか変形していません。

引き出しの奥行の内寸がA4サイズより小さいのでもう少し大きく設計すべきだったかと思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。少しでも参考になれば幸いです。

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