ワンバイツー材用のダボ継ぎ用治具を製作しました。
構造は単純で製作時間も僅かですが、ダボ継ぎをする時は頻繁に使います。
製作しているところを動画にまとめました。
ダボ継ぎ用治具の主な材料
- ベース:合板 12mm
- ガイド:合板 12mm
- 本体:ワンバイツー(1×2)19mm x 38mm
- 塩ビ管 内径6mm、外径10mm
- エポキシ接着剤
製作に必要な道具
ダボ継ぎ用治具の製作
1.材料の切り出し
写真のようなフェンスを使って丸のこテーブルで本体部分をカットしています。
本体部品の厚さは加工したい穴の深さを考慮して決めます。
私はφ6mmの長さ30mmのダボを使っていますので穴の深さが16mm位になるように、作っています。
ちなみに私が使っているドリルビットはスターエム社製の竹用ドリルです。
切れ味と加工後の仕上げが綺麗なのでおすすめです。
2.塩ビ管の切り出し
長さは先程の本体部品の厚さより2mm程度短くしてカットします。
本体部品に塩ビ管を入れた時に下側に少し空間が出来る様にする為です。
この空間に穴加工時の木屑が逃げる事が出来る様になります。
3.組立、ガイドレールの取付
今回は加工材はワンバイツー専用に作りましたので、ベースの両サイドにガイドレールを付けてみました。ガイドレールはワンバイツーも厚さ19mmより薄い材料で作るとクランプしやすくなります。
4.完成後の穴加工
治具完成後の加工ですが、写真のようなクランプが作業台にあると固定出来て加工が楽です。
この様にツーバイ材の断面にダボ継ぎ用の穴を加工することが出来ます。