家具 自作

【簡単DIY】収納出来る椅子の作り方を紹介します。【STORAGE CHAIR】

椅子を主にパイン成形材を使って自作しました。

今はプラモデル作業用の椅子として使っています。

製作しているところを動画にまとめました。

椅子の主な材料

  • パイン集成材:19mm(側板・背板・前板)
  • ワンバイ材(1×2):19mm×38mm(底板補強)
  • 合板:12mm(底板)

  • ジョイントコネクターボルト:M6×40mm

  • ハンマーキャスター:405P-UR

  • トラスタッピング:5×20

  • ジェルクッション

椅子の作り方

1.底板の製作(上側)

丸のこテーブルで底板となる合板と補強のワンバイ材を切断します。

切断したワンバイ材に穴加工を行います。加工した穴にM6用の鬼目ナットを取り付けます。

ワンバイ材を底板に接着し、クランプで固定します。

前面はダボ継ぎ用に一部合板を重ねて厚くしました。

底板の前面にダボ穴を加工します。加工にはダボ継ぎ用治具を使っています。

動画にもしていますので参考にしてください。

加工した穴にダボ用マーキングポンチを差し込んで、前板を押し付けます。

前板に付いたマークに対して穴加工を行います。

前板は取り付け前にトリマーテーブルでR加工します。

底板側にダボ材を挿し込んで接着します。前板を取り付けて上側の底板の加工は終了です。

2.底板の製作(下側)

下側の底板には最後にキャスターを取り付けます。

トラスタッピングネジという大き目のビスで取り付けるので合板を2枚重ね合わせて接着しました。

これも上側の底板と同様に鬼目ナットを取り付けた補強材を左右に接着します。

前板をダボ継ぎで取り付けます。下側の分は少し底板より飛び出すように取り付けています。

最終的に物入れになりますので、物が飛び出さないようにするためです。

これで上下の底板の加工は終了となります。

3.側板の製作

側板を切り出して取り付け用ボルトの穴を4箇所加工します。

角の箇所はジグソーディスクサンダーを使ってR加工しました。

トリマーでR加工し、ランダムサンダーで研磨します。

4.取っ手の製作

取っ手の材料には一部ウォールナットの薄板を使いました。パイン材を挟み込んで両面テープで固定します。

作りたい形状を印刷したラベルシールを貼って加工します。R加工にはディスクサンダーを使いました。

このラベルシールは貼った後、簡単にはがせるので便利です。

ベルトサンダーで研磨して、一度ばらします。

ドリルとバンドソーを使って形を作っていきます。

両面テープで2つの部品を貼り合せます。マイクロベルトサンダーでR加工しました。

一旦背板側にダボ穴を加工します。

中央部分の取っ手部品にもダボ穴を加工し、ウォールナットの部品を両側に接着します。

背板に取っ手をダボ継ぎしたら取っ手部分は終了です。

5.塗装と組み立て

ワトコオイルで各部品を塗装していきます。

ジョイントコネクターボルトで組み立てていきます。

側板は4本のボルトで取り付けます。上下の底板と側板を組み立てた状態です。

背板もビス頭を見せたくないので、ダボ継ぎで取り付けることにしました。

背板は6本のダボを使って取り付けています。

上からはめ込んで背板の取り付けが終了です。

6.小物部品の取り付けと仕上げ

樹脂製のプレートです。両端を研磨して側板の接地する面に接着しました。

移動用のキャスターです。背板や側板より6mm程度出っ張る高さで取り付けました。

外側からキャスターは見えないです。

最後にブライワックスで仕上げました。

椅子のシートとして使ったジェルクッションです。


 

カバーの裏側には滑り止めが付いています。椅子に載せて完成です。

椅子の特徴と感想

今回の椅子は前回の長机に合わせて製作しました。背板の高さを引き出しより低い高さで製作しています。

よって座っていない時でも椅子を移動させずに机の引き出しを開けることが出来ます。

また椅子の下に収納が出来るように製作しました。

5枚の板を組み合わせた単純な造りですので誰でも作れると思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。少しでも参考になれば幸いです。

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