今回100均の商品を使ってキャスター付きワゴンを自作しました。
トレーのサイズはA4サイズになります。ワゴンの高さは700mmぐらいです。
製作しているところを動画にまとめました。
目次
キャスター付きワゴンの主な材料
- パイン集成材:18mm(天板)
- ワンバイフォー:19mm×89mm (支柱)
- ワンバイツー:19mm×38mm (底枠)
- 合板:12mm(トレー取付部)
- 100均:A4トレー
- 100均:キャスター
- オールドウッドワックス
製作に必要な道具
キャスター付きワゴンの製作
1.部品製作
必要な部品を切り出して行きます。今回はツーバイフォー材がほとんどです。
天板はパイン集成材を使いました。
100均トレーを固定する部分の部品は合板を使っています。
これで一通り部品が揃った状態です。
2.組立加工
底枠はダボ継ぎで組み立てます。ダボ継ぎ用治具で穴を加工します。
作業台のクランプは大変役に立っています。
ダボ用マーキングポンチで穴を加工します。穴を加工する位置を決めます。
今回、6mmのダボを使いますので6mmの穴を加工しました。
6mmのダボを打ち込んで連結します。
底枠の四隅はディスクサンダーでR加工しました。
100均の厚さ3mmのベニヤ板を合板に貼り付けます。
長さを変えて段差をわざと付けています。
底枠の加工と同じようにダボ用の穴位置を決めます。
6mmの穴を加工します。
ランダムサンダーで研磨後、オイル塗装をします。
支柱はオールドウッドワックスを使ってみました。
このワックスはチャンネル登録をしていただいている方のブログで見つけたものです。
以前から行きつけのホームセンターで見かけてはいたのですが、2980円と高価なのでいつも敬遠していました。実際使ってみると匂いがほとんど無くて伸びが良く着色しやすいワックスでした。
高いだけあってこれはとてもいい商品ですので、おすすめします。
私が動画内で使っている色はチューダーオークという色です。参考にしてみてください。
着色した支柱にトレーを固定する為の合板部品をコードレスピン釘打機で仮止めします。
実際に3つのトレーをセットして合板部品の位置に問題が無いか確認します。
確認後合板部品をビスで固定します。
トレーの持ち手の所にタッピングビス用の下穴を加工します。
合板部品に段差を付けた理由はトレーの持ち手の中に合板を綺麗に収める為です。
トレーの持ち手は外側に微妙な段差があるのでこのようにしました。
支柱を天板に接続する時も同様にダボ継ぎで行いました。
天板の中心に来るようにあらかじめ位置決めをしておきました。
6mmの穴を加工します。
支柱を天板に接続後、底枠に100均のキャスターを付けて完成です。
100均のキャスターは割安ですが、実際に固定すると回転が渋くてあまり良い商品ではありませんでした。
今後はホームセンターで売っている物を使おうと考えています。
3.完成後の感想
このキャスター付きワゴンは構造が簡単で完成まで時間が掛かりませんでした。
製作するにあたってのポイントは取り付けやすい形状のトレーを探すことです。
上下のトレーの間隔を変えれば高さのあるものも収納出来ます。
トレーの数を減らして高さが低いものを作るものありだと思います。
今回は初めて使ったオールドウッドワックスが使いやすく大きな収穫でした。
このブログが少しでもお役に立てば嬉しいです。