ゴミ袋の収納ケースを製作しました。
裏面には強力磁石を付けているので冷蔵庫に貼り付けることが出来ます。
製作しているところを動画にまとめました。
目次
ゴミ袋収納ケースの主な材料
- シナベニヤ:5.5mm 前板
- ベニヤ:5.5mm 背板
- 合板:12mm 側板・底板
- 超強力マグネット:13mm(セリア)
ゴミ袋収納ケースの作り方
1.前板・背板の加工
丸ノコテーブルで前板・背板の材料を切り出します。
サイズは234mm(横)×168mm(縦)です。
前板と背板を両面テープで仮止めします。
加工する穴の位置を印刷したラベルシールを貼ります。
ジグソーテーブルで穴を加工します。
右にあるノズルは電動エアーダスターのノズルです。木屑を飛ばしています。
簡易スピンドルサンダーで研磨します。
背板の裏側に直径13mmの穴を浅く加工します。
2.側板・底板の加工
側板と底板を切り出します。幅は30mmにしています。
底板はディスクサンダーを使って片側をR加工します。
3.組み立て
背板に側板や底板を接着します。
上から前板を接着します。
クランプで強固に接着します。
角の尖った部分はディスクサンダーでR加工します。
ディスクサンダーで作業出来ない箇所はベルトサンダーで行いました。
回転速度も調整出来るのでこのベルトサンダーは使いやすいです。
外側をベルトサンダーで研磨します。
トリマーテーブルで外周をR加工します。
背板の裏側に強力マグネットを取り付けて組み立て終了です。
4.塗装
ワトコオイルで各部品を塗装します。
ワコトオイルは水をはじいて汚れにくくなるので多用しています。
ゴミ袋収納ケースの使い方
今回は指定ゴミ袋のサイズに合わせて作っています。
この指定ゴミ袋は外袋にミシン目が入っています。そこを破ってから袋を出すようになっています。
ケースの上からゴミ袋を入れたら、一枚一枚引き出すだけです。
完成後の感想
今回このゴミ袋ケースは簡単に作れると思って取り組んだのですが、2度失敗しました。
1度目は開口の穴が小さくて取り出す時に袋が詰まってしまいました。このゴミ袋はビニールの材質が厚手なのも理由のひとつだと思います。
2度目は側板の厚さを中に入れるゴミ袋の厚みと同じ位にしてしまいました。これも取り出すときに詰まってしまいました。
厚手のゴミ袋を引き出す時はある程度開口部分を大きくしてケースの厚さも余裕を取っておく必要があります。
この様な物を作る時は意外と簡単じゃないことを痛感しました。
実際、冷蔵庫に貼り付けて使っています。多少は便利になりました。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。