コーナーラックを製作しました。
棚の高さは30mm間隔で変えることが出来ます。
製作しているところを動画にまとめました。
目次
コーナーラックの主な材料
- 合板:12mm 棚板
- ヒノキ材:15mm ボルト受け材
- ヒノキ材:15mm 脚(格子)
- 木ダボ:6×30mm
- 鬼目ナット:M6用
- ジョイントコネクターボルト :M6×30mm
コーナーラックの作り方
1.脚(格子)の製作
丸ノコテーブルを使ってヒノキ材をカットします。
40mm幅でカットしています。
ボール盤で6mmの穴を加工します。ピッチは30mmです。
自作ボール盤テーブルはフェンスとビットの距離が同じなので直線状で穴を加工出来ます。
ランダムサンダーで研磨します。
格子用の補強材を作ります。丸ノコテーブルでカットして研磨します。
穴加工用の治具を作りました。竹用ドリルビットで位置出しを行います。
補強材に6mmの穴を加工します。
6mmの穴にダボ用マーキングポンチを差し込みます。
取り付ける材料を押し当てて、穴加工する中心の跡を付けます。
同じ長さの端材を使って、格子の補強材の位置決めをします。
脚の側面(内側)に補強材取付用の穴を加工しました。
補強材の側面に木ダボを取り付けます。
補強材を取り付けます。
両側の脚を取り付けて格子が形になりました。
トリマーでR加工します。
2.棚板の製作
合板を切り出して中心を出します。
垂直ドリルガイドを使って中心に穴を加工します。
直径4mmのアルミ棒を挿しこみます。
バンドソーで合板に小さな溝を加工します。
先程取り付けたアルミ棒をバンドソー用円形カット用治具にセットします。
加工した溝にバンドソーのブレードを挿しこんで治具を固定します。
あとはアルミ棒を中心に合板を回転させて円形カットします。
円形の状態で外周を研磨します。ベルトサンダーを使いました。
表面を研磨後、トリマーテーブルでR加工します。
円形の合板を4等分にカットします。
ボルト受け材を製作します。脚(格子)と同じヒノキ材を使いました。
トリマーテーブルでR加工し、鬼目ナットを取り付ける穴を加工します。
45度専用の治具で端部をカットします。突き合わせると90度になります。
内側(突き合わせ側)は接触しないように、短い鬼目ナットを使います。
外側は長い鬼目ナットを使います。
ボルト受け材を棚板の裏側に接着します。
部品が全て揃いました。
3.塗装と組み立て
ワトコオイルで各部品を塗装していきます。
塗装すると色味がかなり変わります。
組み立てはジョイントコネクターボルトを使います。ボルトの穴は六角穴になっています。
4枚の棚板を取り付けて完成となります。
コーナーラックの完成写真
コーナーラックの参考図面
完成後の感想
トイレに棚が無かったので今回作ることにしました。
実際中は狭いので大きな棚は置くことが出来ないのでコーナーラックを作ることにしました。
正直収納力は全然無いです。写真のようにちょっとした物しか置くことが出来ません。
ただ設置してみると多少便利になりました。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。