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ボール盤 staxtools 303 アンクルサム(UNCLE SAM Drilling machine)の紹介。

今年の初売りで以前から欲しかったボール盤を購入しました。

staxtoolsの無段変速ボール盤です。

今まで電動ドリルを使ってきましたが、作るものによってはパワー不足を感じていました。

これから大きい力を必要とする加工の時に使っていこうと思います。

このボール盤の概要を動画にまとめました。

取扱説明書に記載されている仕様

  • モーター:100V、50/60Hz
  • 速度:580RPMから3200RPM(無負荷)
  • ドリルチャック許容範囲:3.2mmから15mm
  • ストローク:3.2mmから76.2mm
  • 傾斜台:左右に0°から45°
  •  重量:約38.56kg

他の主な仕様

  • 最大出力550W
  • 動作中にハンドルを回すことにより回転数を自由に変速可能
  • レーザーマーカーを標準で装備
  • 作業部を見やすいようにライトを装備
  • フトコロ寸法:153mm
  • チャックからテーブルまでの寸法:335mm

組み立て

750×500×300の大型のダンボールに梱包されて到着しました。

海外のメーカーですが日本語の詳しい取扱説明書が入っていました。

A4サイズで詳しく内容が記載されています。

送りハンドルは4本入っています。その内の1本は速度ハンドルとして使います。

テーブルとベースになります。

ダンボールの下段にはチャックとドリルプレスヘッドが梱包されていました。

表面にはコーティング剤は塗布されているのでパーツクリーナーで落としました。

ベースにコラム部品をボルトで取り付けます。

テーブルがスムーズに可動するように浸透潤滑剤を使いました。

テーブルを載せて固定ハンドルで締め付けます。

固定ハンドルの取付方向が取扱説明書と左右逆ですので注意が必要です。

チャック軸とチャックをドリルプレスヘッドに取り付けます。

下からゴムハンマーで叩き込みました。

速度ハンドルと送りハンドルを付けて使える状態になります。

その他の仕様

テーブルにはサポートローラーが装備されています。

取り外しが出来て左右前どちらの方向でも使用可能です。

目盛りはインチ表示とミリ表示になっています。

速度ハンドルになります。手前に引くと速度が上がります。

ハウジングカバーを開けた様子です。

特殊のプーリーとベルトが付いています。

作業部が見やすくなるようにライトが付いています。十分明るいです。

穴加工中心部にレーザーマーカーを当てる事が出来ます。

実作業

15mmの竹用ドリルで実際に加工してみました。

チャックキーも当然付属しています。

綺麗な穴を加工することが出来ました。負荷をほとんど感じませんでした。

使ってみての感想

当たり前ですが、手持ちの電動ドリルとは全然パワーが違いました。

それと電動ドリルはビットを装着した後、ビットを持って力を加えると僅かながら遊びがあります。

その遊びが全くなく、回転が滑らかです。

低速にすればかなりのトルクを見込めそうなのでパワーを必要とする作業に使っていこうと思います。

staxtoolsというメーカーはおそらく海外のメーカーと思われたので、故障した時の部品の調達などが難しいかと考えて購入を躊躇していました。

しかしながら調べてみると製品自体は日本の環境にあわせた工具を作られているようです。

購入した販売店に確認したところ、多少時間が掛かっても部品の調達は出来るとお答え頂きました。なので安心して使っていけそうです。

少しでもボール盤の購入を考えられている方の参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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