自作したプラモデル用の塗装ブースにライトを追加しました。
材料にLEDテープライトを使いました。
製作しているところを動画にまとめました。
目次
塗装ブース用ライトの主な材料
- 合板:12mm(本体、側面部品)
- シナべニヤ板:5.5mm(仕切り)
- ヒノキ材:3.0mm(本体カバー)
- 丸棒:φ20(ノブ)
- アダプター(DC12V、2.0A)
LEDテープライト:3528白色
直流電源ケーブル
直流電源スイッチ
PPシート
製作に使用した道具
塗装ブース用ライトの製作
1.ライト本体製作
必要な部品を切り出して行きます。ライト本体の材料は合板です。
外枠と仕切りになる部品です。材料はシナベニヤです。
左右の部品です。片側はLEDテープのリード線を引き出すために分割しています。
ライト本体の合板にベニヤ板の各部品を接着していきます。
2.LEDテープライト取付
今回はLEDテープはDC12V用で白色にしました。3本準備します。
半田付けして収縮チューブで保護します。
本体の合板に貼り付けます。
LEDテープのリード線は3本共、並列に結線します。点灯するかチェックします。
中央部分からリード線を取り出して直流電源ケーブルに半田付けします。
収縮チューブでまとめて保護します。
LEDテープや直流電源ケーブルなどはデイシン Dasyn Yahoo!店で購入しました。
本体側面に6mmの穴を加工します。
加工した穴にM4用の鬼目ナットを取り付けます。
3.本体カバー製作
本体カバーの部品を切り出します。材料は3.0mm厚のヒノキ材です。
前に貼ったベニヤ板の上からヒノキ材の部品を仮固定します。仮固定には両面テープを使いました。
ヒノキ材にボンドを塗って上からPPシートを載せて貼り付けます。
4.側面部品の製作
合板を両面テープで仮固定して作業します。
加工する部品の図を貼り付けて加工していきます。
ベルトサンダーで側面を研磨します。
ライト本体は角度を変えられるように作ります。その中心軸に穴加工します。
仮固定していた合板を分解します。左右対称の部品が出来ました。
自作したセンターマーカー治具で丸棒の中心を求めて穴加工します。
タップ加工後、ディスクサンダーで断面形状を変えます。
M4のビスを接着してノブが完成します。
このノブはライト本体の角度を固定するためのものです。
設計ミスで部品がリード線に干渉することが後で判りました。
側面部品の干渉部分をカットします。
5.組立及び取付
本体にカバーを載せてビス止めする箇所に下穴を加工します。
カバーをビス止めしました。
ヤスリやランダムサンダーを使って研磨します。
ワトコオイルで塗装します。
側面部品にノブを通してライト本体に固定します。
ノブを回せば強固に固定することが出来ます。
塗装ブースにライト本体を取り付けます。
取り付けにはミニビスという内装仕上げ用のビスを使いました。
下穴不要で合板の工作にはよく使っています。
左右それぞれ4箇所ビス止めしました。
ライト本体から出ている直流電源ケーブルに直流電源スイッチを取り付けます。
更に直流電源スイッチにアダプターを取り付けて完成です。
点灯前と点灯後の状態です。
シルバーで塗装した部品を点灯前と点灯後で比較した状態です。
感想
今までは塗装ブースの上に電気スタンドを置いて使っていました。
自作したライトは場所を使わず近い位置で照らしてくれるので使いやすいです。
LEDテープは白色のものを今回は使いました。
よく電球色を使いますが、塗装に使う時は白色の方が色見が変わらない気がします。
LEDテープは今回3本配置しましたので、かなり明るいです。
わざわざ作る方は少ないと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。