ドリル用研磨ビットを自作しました。
ドリルスタンドに取り付けて簡易スピンドルサンダーとして使うことも出来ます。
製作しているところを動画にまとめました。
目次
ドリル用研磨ビットの主な材料
- 六角ビット軸
- ベアリング:内径4mm、外径12mm
ドリル用研磨ビットの作り方
丸ノコテーブルで丸棒をカットします。今回は直径35mmの物を使っています。
円形用のセンターマーカー治具を使って丸棒の中心を求めます。
六角ビット軸用の下穴を加工します。5.5mmの竹用ドリルで加工しました。
ドライファストルブを添付してタップ加工します。
六角ビット軸のタップはインチねじ(W1/4)なので専用のハンドタップで加工します。
丸棒の裏側に鬼目ナット用の取付穴を加工します。
六角ビット軸を取り付けます。
M4の鬼目ナットを取り付けます。
ねじロックを鬼目ナットやネジに付けます。
ベアリングを研磨ビットの先に取り付けます。ベアリングの上下に座金を入れています。
両面テープを研磨ビットに貼り付けます。
紙やすりを貼り付けて完成です。
ドリル用研磨ビットの使い方
1.電動ドリル、インパクトドライバー
電動ドリルやインパクトドライバーに取り付けて使います。
2.簡易スピンドルサンダー
ドリルスタンドで使っている作業台です。作業台の穴の大きさを直径12mmで作っています。
研磨ビットの先に付けたベアリングの外径は12mmの物を使っています。
作業台の穴にピッタリ合うように作っています。
写真のようにワークを当てて使っています。両手が使えるので作業は安定します。
まとめ
今回は丸棒を使って作りました。
合板を大きく円形カットすれば写真の様な大きなサイズが作れます。
六角ビット軸を入手すれば自分の必要なサイズの研磨ビットを作る事が出来ます。
研磨ビットの先に付けるベアリングの外径サイズは作業台側の穴に合わせる必要があります。
なのでドリルビットの穴径サイズと同じ外径のベアリングを選ぶと作りやすいです。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。