作業部屋の押入れのふすまを取り外して、中身が丸見えなので目隠しとして簡単なカーテンを製作しました。100均セリアの商品を使いました。
製作しているところを動画にまとめました。
目次
カーテンの主な材料
- カーテンレール(軸):丸棒 18mm
- カーテン(軸受け):パイン集成材 18mm
- 強力磁石
- カーテン(テーブルクロス)
- カーテン クリップ
製作に必要な道具
カーテンの製作
1.カーテン軸受けの製作
CADで製図した軸受けの図を貼り付けてジグソーでカットしました。
バンドソーがあればもっと作業が楽になると感じました。
ジグソーでカットした後は表面が荒れていますので研磨を行います。
研磨後ドリルで深さ5mmの穴を加工します。小物なので手で押さえることが出来ません。
そういう時にホールドダウンクランプが役に立ちます。日立ドリルスタンドの記事で紹介しています。
時間を掛けて工夫した後に、実際作業で効果が出ると嬉しくなります。
カーテンレールの軸に18mmの丸棒を使うので穴の直径は18mmです。
軸受けは、最後にビスで長押と柱に取り付けます。そのための下穴を加工します。
下穴の加工後、ワトコオイルで塗装します。これで左右の軸受けのパーツが出来ました。
2.カーテンレール(軸)の製作
カーテンレールになる丸棒を必要な長さに切ります。加工はこれだけです。
3.隙間防止用マグネットパーツの製作
カーテンを閉めた時の中心部分の隙間を防止するためにパーツを作ります。
端材の端部に直径6mm、深さ2.5mmの穴を加工します。この穴は写真の磁石を埋め込むための穴です。
写真は埋め込んだ時の状態です。このパーツをカーテンの裏につけてカーテンクリップで挟む予定でしたが、思った以上にクリップが小さかったので思うように挟めませんでした。
それでクリップで挟む所に溝を加工して薄くすることにしました。
薄く加工したパーツをカテーン生地の裏側に両面テープで固定します。
4.カーテンの設置
左側のカーテン軸受けを長押にビス止めします。
カーテン軸を取り付け後、カーテンクリップをカーテン軸に通していきます。カーテンクリップのリングの内径は20mmで少し余裕があります。今回は左右合計20個使いました。
カーテンクリップを全て通したら、右側の軸受けを固定します。木槌で軸を叩き込んだ後、柱にビス止めします。
カーテンクリップでカーテンを固定したら完成です。
隙間防止用のマグネットパーツをカーテンの裏側から見た写真です。
5.完成後の感想と製作ポイント
カーテン設置前と設置後の状態です。押入れの中のごちゃごちゃした物が隠れてスッキリした感じになりました。
カーテンの代用品として今回セリアのテーブルクロスを使いましたがこの商品は全周ステッチがされていて優秀です。また材質がビニールなので横に置いている丸のこテーブルから出る木屑が付きにくくてとても良かったです。今回の材料費は合計で800円位です。
今回のカーテン軸に使った丸棒のサイズは18mmです。これはカーテンクリップのリングの内径が20mmであり、それより小さく、且つ所持しているドリルビットの径と同じもので選定しました。そうすると軸受けの穴とカーテン軸の調整が簡単です。
また設置する幅に対して使うカーテン(テーブルクロス)の長さを長めに設定するとシワが出来てカーテンぽく見えます(笑)