トリマー用の丸ベースプレートを紹介します。
リョービのプレートですが、E-Valueのトリマーに取り付け出来ます。
スライド治具も一緒に製作しているところを動画にまとめました。
目次
トリマー用丸ベースプレートの紹介
リョービの丸ベースプレートです。品番は6360069です。
四角のベースプレートを外します。
リョービのプレートの取付穴とE-Valueのトリマーのベースプレートの取付穴が同じなので取付が可能です。
丸ベースプレートと四角ベースプレートの比較
ベースプレートを取り付ける高さ調整カバーは複数個所有しているので並べてみました。
E-Valueの部品は取り寄せが可能なので大変助かっています。
四角のベースの長さは89.9mmで、丸ベースは直径が90.2mmで若干異なりました。
メーカーが異なるので仕方がないです。後でスライドベースを新たに作ることにします。
スライド治具はベースプレートの大きさが変わるとベースが当たる中心部分の位置を変える必要があります。
勿論使うビットの径が変わっても同じです。
丸ベースプレートと四角ベースプレートのそれぞれの利点
四角のベースは角の2点を中心部分の部品に当てる必要があります。
作業時にいつの間にか角の1点が外れてしまっていることがあります。
丸ベースプレートは円の1点を当てるだけなので操作が楽です。
四角のベースプレートにはリョービの集じんプレートを取り付けることが出来ます。
市販の塩ビ管を取り付けてダクトホースにつなげて使っています。
パーツにスポンジシールを巻いて塩ビ管の内径に合うように調整しています。
この集じんプレートはワークの外側部分にしか使えません。ワークの中心部分には使うことが出来ません。
スライドベース治具の製作
丸ノコテーブルで材料をカットします。材料は100均のMDF材で厚さ6mmです。
中心部分の細い材料を上から接着します。
下側の材料の幅は少し大きめにカットしています。
接着だけでも十分だとは思いますが、念のためビス止めします。
今回6mmのビットを使いました。トリマーで余分な部分をカットしていきます。
MDF材をトリマーでカットするとバリが出ます。ヤスリで研磨します。
四角のベース用も作ることにしました。治具を反転させて同じように余分な部分をカットします。
治具の幅が決まりました。
治具の四隅はディスクサンダーでR加工します。
丸ベース用と四角べース用の区別をするためにシールを貼りました。
スライド治具の使い方
合板に線を引きました。この線に沿って溝を加工してみます。
治具の外側を合板の線に合わせて固定します。
治具の厚さが6mmなので溝を加工する場合、6mm以上ベースからビットを出す必要があります。
合板の線に沿って溝加工が出来ました。
まとめ
丸ベースプレートを使ってみましたが、なかなか使いやすかったです。
それぞれのベースプレートに利点があるので使い分けて使っています。
スライド治具は加工する位置が目視出来るのでとても使いやすい治具です。興味がある方は作ってみてください。
E-Valueのトリマーの説明書にはスライド治具(自動オフセットガイド)の作り方が詳しく載っています。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。