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ベルトサンダー(EWS-76VLN)用の作業台の紹介

 

ベルトサンダーを横倒しに置いて使っている方の動画を参考に作りました。実際に作業してみると確かにやりやすいです。

ベルトサンダーを普通に使う場合も想定してベルトサンダーの本体がすぐ取り外せる造りにしました。

テーブルの大きさは16cm×35cmです。

紹介の動画を今回改めて作りました。少しでも参考になれば幸いです。

ベルトサンダー本体を外すと上の写真の様な状態です。本体は上から乗っているだけです。

6mmのMDF材を本体の形にくり抜いて12mmの合板の上から貼っています。

研磨する時はベルトサンダー本体を前面から押すかたちになりますので後ろにストッパーを付けています。

テーブルは45°まで角度を付けることが可能です。

木製のつまみを締めこめば、角度をキープ出来ます。

角度の目盛りを付けていますが、あくまでも目安にしかならないです。

なので精度を出したい時は、写真のWixeyデジタル角度計を使っています。

このデジタル角度形計はボタンが2つだけしかなくて操作が簡単です。

①「on/off」ボタンを押してテーブルの上に置きます。

②「zero」ボタンを押して角度を0°にします。

③テーブルの角度を変えると、デジタルの数値が変わります。

④設定したい角度になったら止めます。

※右側の写真はテーブルの角度が20°になっています。

但し、ベースとベルトサンダーの角度は90°で精度よく作る必要があります。

Wixeyデジタル角度計は底部に磁石が付いていますので、

チップソーの角度出しなどにも使えますのでおすすめです。

テーブルの下のベース内に木くずを回収する引き出しを付けました。

ベルトサンダー本体にダストバッグが付いていますが、この引き出しでも回収出来ています。

ベースの左側には15mm幅の溝加工をしています。またテーブルの裏面には15mm幅の板を付けてます。

これで前後ほぼ平行にテーブルを移動させることが出来ます。

テーブルの角度を付けた時など、ベルトサンダーとテーブルのクリアランスを調整することが出来ます。

トリマーやジグソーで加工した円形の板を仕上げる時には、

加工時の穴にφ4mmのアルミ棒を挿して研磨作業を行っています。

テーブルにも4mmの穴を加工していますので、その中心を軸にベルトサンダーに

押し当てる感じです。ベルトは左から右に流れて行きますので、円形の板は

反時計方向に回転させながら研磨します。

回転軸がずれてしまうと歪な円形になってしまいますので、回転軸がずれないようにクランプで固定します。

ベース側面の四角の穴にクランプを差し込んで固定しています。

研磨作業時は横からベルトサンダー本体を押す形になりますので、作業台を固定して使っています。

あらかじめ天板に鬼目ナットを取り付けています。

M4のビスで4箇所固定しています。

 

あくまでもひとつのやり方ですが、このような作業台を作ると両手が使えますので作業がやりやすくなります。

工具自体は載っているだけなので、いざとなれば通常の使い方もすぐに出来ます。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

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