今回はスターエム製の竹用ドリルの紹介をします。
2年位前から使っています。とにかく誰でも綺麗な穴あけが出来ます。
かなりお勧めなので、他の種類のドリルと比較した動画を作りました。
目次
比較したドリルの紹介
左から鉄工用、木工用、竹用となります。今回検証に使ったドリル径は6mmです。
1番目は鉄工用のドリルになります。
最も広い用途で使用される汎用ドリルになります。
一般的に刃先は118度が多いそうです。
2番目は木工用のドリルになります。
スターエム製の物を使いました。刃先にはタッピングビスのようなタップが付いています。
3番目は竹用ドリルになります。
スターエム製です。竹用ドリルという名称ですが、竹だけではなく
適用材は木材、アクリル、塩ビ、硬質ゴムなどがあります。
穴あけの検証に使った材料
- 合板:12mm
- ツーバイフォー材
- ファルカタ材:13mm
ホームセンターによく置いてある上記の3種類を選びました。
穴あけの検証結果
材料が合板の場合
鉄工用ドリルは少しバリが出る結果になりました。
木工用ドリルは合板の表面が剥がれて荒れています。
また木工用ドリルの1回目の穴あけは材料が上にもって行かれました。
先端にタップが付いているドリルはその点が危険なので注意が必要です。
2回目以降クランプを併用して加工を行っています。
竹用ドリルは加工穴が綺麗です。
合板には竹用ドリルは最適だと思います。
材料がツーバイフォーの場合
鉄工用ドリルはかなりバリが出る結果になりました。
木工用ドリルと竹用ドリルはどちらも綺麗です。
但し木工用ドリルはクランプを併用しています。
材料がファルカタの場合
鉄工用ドリルはかなりバリが出る結果になりました。
木工用ドリルと竹用ドリルはどちらも綺麗です。
但し竹用ドリルはたまにドリル先端に木屑が詰まってドリルが進まない状態になりました。普段ファルカタを使わないので新しい発見でした。
まとめ
鉄工用ドリルは用途範囲に木材は入っていますが、木工には向いていないです。
木工用ドリルは表面が荒れてしましますので合板には不向きです。
竹用ドリルは今回使った材料においては全て満足のいく結果になりました。
初めてドリルを購入する場合、鉄工用の一般的なドリルを購入しがちです。私もそうでした。ホームセンターで売っている物の中で選ぶのではなく、竹用ドリルを是非試してみてください。