知り合いにメダカを頂いたので照明用にLEDアクアリウムライトを製作しました。
ライトの発光部分のサイズは横幅が50cm、奥行は10cmぐらいです。
製作しているところを動画にまとめました。
今回、動画編集が下手で長くなったので前編と後編の2つに分かれています。
目次
LEDアクアリウムライトの主な材料
- ヒノキ材:15mm(発光部、土台部)
- 合板:12mm(発光部)
- シナべニア板:5.5mm(発光部カバー)
- アクリル板:5mm(発光部カバー)
- 丸棒:φ20(ノブ)
- LEDテープライト:3528電球色
- 直流電源ケーブル
- アダプター(1アンペア、テープライト用)
- ネジ、鬼目ナット
製作に必要な道具
LEDアクアリウムライトの製作
1.土台部の加工その1
発光部とつなげる部品を作ります。ヒノキ材を使いました。
蝶番にして発光部の角度を変えられるように試みました。
蝶番の接続はM6で行うことにしました。ディスクサンダーを使ってR形状にしました。
相手側の部品も同じようにR形状にする必要があります。
繋げると写真の様になります。M6ビスで仮合わせをしました。
M6用の鬼目ナットを付ける時に蝶番部分が割れてしまいました。15mmの板厚に対して9mmの穴加工は無理がありました。
幅のある材料がなかったので材料を横向きにした板取りも良くなかったです。接着して修正しましたが時間を取られました。
土台部分の取付ノブも自作しました。市販の物もありますが見た目重視です。
丸棒の中心にタップを加工します。
M6の全ネジを必要な長さにカットして取り付けます。
この方法は面倒ですが必要な長さのノブをいくらでも作れるので有効です。
丸棒をディスクサンダーに押し当てて握りやすい形状にします。
土台部分はヒノキ材の組み合わせでコの字の形状にしました。
固定用のノブが取り付く箇所にM6用の鬼目ナットを取り付けます。
コの字の間に棚板を挟んでノブで締め付け固定する仕組みです。
2.発光部の加工その1
今回のLEDテープは45cmを3本平行に配置します。必要なケーブル線は75cmを赤黒それぞれ3本づつ使いました。
LEDテープにケーブル線をはんだ付けします。はんだ付け後に収縮チューブで保護します。
切り出した角材を貼り合わせて発光部のベースを作ります。
組み合わせて出来たベースの溝にLEDテープを貼り付けていきます。
3.土台部の加工その2
発光部と接続される部分の部品には配線を隠す為の溝を加工しました。
トリマーテーブルでアーム部分の裏側にも溝加工しました。溝の幅は6mmです。
アーム部分の裏側のカバーを加工しているところです。配線用の逃げ穴を加工しています。
土台とアーム部品は6mmのダボで接続します。三角の角材で補強しました。
4.発光部の加工その2
シナべニア板に合板の角材を貼り付けて発光部のフレームを作っていきます。
LEDテープのケーブル線はホットボンドで固定して、フレームの中に配置します。
水槽の真上でLEDが剥き出しなのは怖いのでアクリル板でカバーを取り付けることにしました。
切断後は切断面を研磨して整えます。
アクリル板を取り付ける為の鬼目ナットをフレームに埋め込みます。
アクリル板を取り付けた状態でフレームの四隅をディスクサンダーでR加工します。
アクリル板を外して最後の研磨を行い、オイル塗装をします。
6本のケーブル線を直流電源ケーブルにはんだ付けして、各部品を組み立てていきます。
配線を隠す為のカバーを取り付けます。土台にノブを付けて完成になります。
5.完成後の感想
今回LEDテープを3列平行に並べて作ったのですが、ライトを点けると思った以上に綺麗に見えました。
水草の発育にも一役買ってくれることを望みます。