治具 自作

ノブ製作用治具を自作しました。【homemade jig for the knob 】

ノブ製作用の治具を自作しました。

直径が60mmと40mmの物が作れるようにしました。

製作しているところを動画にまとめました。

ノブ製作用治具の主な材料

  • 合板:12mm
  • MDF材:6mm

ノブ製作用治具の作り方

丸のこテーブルで合板とMDF材をカットします。

加工する穴の位置を印刷したラベルシールを貼ります。

 

治具の四隅にボール盤テーブルに固定するための穴を加工します。

治具の裏側に両面テープを貼ってボール盤テーブルに仮固定します。

位置決めをするときはボール盤のテーブルを回転させて決めます。

ラベルシールを一部切り抜いて加工する穴の中心にビットが来るように微調整します。

4mmのビットを押し当ててボール盤のテーブル側に印を付けます。

垂直ドリルガイドを使って穴を加工します。

鬼目ナットを4箇所取り付けます。

フォスナービットで穴を加工していきます。

60mmのノブ用の穴は20mm、40mmのノブ用の穴は15mmで加工します。

それぞれの治具の中心に4mmの穴を加工します。

最終的にこの穴を中心にワークを回転させながら加工することになります。

合板の裏側にMDF材を接着します。

ディスクサンダーで四隅をR加工します。

貼り付けたMDF材に取り付け穴をあけ、皿モミ加工します。

ワトコオイルを塗ります。これで完成のつもりだったのですが・・・

60度ずれた箇所に穴がないと、治具として使えないことに後から気が付きました。

ラベルシールを貼り直して穴加工を追加します。

これで治具の完成です。

ノブの作り方

直径40mmのノブを実際に作ってみます。材料は合板を使いました。

コンパスで書いた円の中心に4mmのアルミ棒を取り付けます。

バンドソー用円形カット用治具を使って合板を円形にカットします。

治具をボール盤テーブルにセットします。アルミ棒を治具の中心の穴にセットします。

ワークはTスロット・ホールドダウンクランプでしっかり固定します。

15mmのフォスナービットで円形の合板の周りを切り欠いていきます。

1箇所切り欠き加工を終えてワークを回転させて別の箇所を切り欠いていきます。

15mmの丸棒を挿しこんでワークの位置決めを行います。6箇所切り欠きます。

ベルトサンダーを使ってノブの外周を研磨します。この時もアルミ棒を使って中心を固定しています。

ベルトサンダーの作業台は別の記事を書いていますので良かったら見てください。

プロクソンのマイクロベルトサンダーです。切り欠いた部分を研磨します。

小さく切った丸棒の中心を出しておいてから接着します。

使いたいサイズのボルトをエポキシ接着剤で接着します。

事前にタップ加工をおこなっておきます。

ワトコオイルで塗装してノブの完成です。

まとめ

今回この治具を作るにあたって一番最初に作るノブの大きさを設定しました。

フォスナービットのサイズはノブの大きさに丁度いい切り欠きが出来るサイズで

市販の丸棒のサイズと同じものを選んでいます。

フォスナービットのサイズが大きい場合は、切り欠き加工中にビットが若干外に逃げてしまいます。

ビットが抵抗がない方に逃げているので、捨て板を当てて加工した方がいいかもしれません。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。少しでも参考になれば幸いです。

-治具, 自作

Copyright© diymemo , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.